かって異人さんたちが通勤路として通ったトアロードの一角にある「北野工房のまち」は、
文字どおり“工房”の集まりです。
神戸北野工房のまちは1998年のオープン以来、神戸のマイスターの技を見学出来て、
実際に味わい、体験が出来て、それをおみやげにも出来てしまう人気スポットになっています。
神戸北野工房のまちに入っている店舗は
洋服、靴、和紙、パン、珈琲、ビール、洋菓子、和菓子、アイスクリーム、押し花、写真など
計21店舗もあり、各店で革小物や化粧品、ピザ、珈琲、パン等の製作も体験できます。
旧北野小学校の1階と2階にあった教室を半分に区切ったエリアに各工房が並んでい入っています。
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旧北野小学校は、全国的な少子化による児童数の減少と阪神淡路大震災の被害により、隣接するふたつの小学校との統合が決定され、1996年(平成8年)に閉校となりました。
同校は、1908年(明治41年) に開校され、閉校時で87年の歴史を誇る小学校であり、卒業生らによる校舎保存の要望を受けて校舎を再利用することになり、1998年(平成10年)に「北野工房のまち」がオープンしました。
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観光スポットとしてだけでなく、地元民からも歓迎されているユニークな施設のひとつです。
北野工房のまちは旧北野小学校の教室を改修して作られいるため一区画8坪という狭い教室スペースの半分を職人の生産の場に当てられています。
職人自ら客を迎えるというコンセプトは、全国的にも珍しい試みと言えます。北野工房のまちでは、どの店も手作り商品を中心にマイスター(職人)が店内の工房で”神戸ブランド”を生み出しています。 |
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神戸北野工房のまちにある旧北野小学校校庭は大型観光バス21台収容可能な駐車場となっており、毎日多くの観光客が訪れています。
神戸北野工房のまちからほど近い異人館の見学もこの駐車場が利用されています。 |
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