野菜のうどんこ病対策と治療方法について。うどんこ病はあらゆる野菜に発生する病気です。うどんこ病の治し方や予防の仕方など野菜栽培士が丁寧にレクチャーします。
うどんこ病はウリ科の野菜をはじめ、多くの野菜に発生する「菌糸状のカビ」が原因のやっかいな病気です。
うどんこ病の代表的な症状ですが、初期症状は、野菜の葉にうどん粉(小麦粉)をまぶしたような白色の病斑がポツポツと現れます。症状が進行するとには葉全体に拡がっていきます。
その後は茎にも蔓延し、果実やヘタの部分にも症状が拡がって苗の生育が悪くなって最後は株全体が枯れてしまいます。
初期の頃は発祥する葉数が少ないのでうどん粉病にかかった葉を摘み取ることで対策は出来ますが、株全体に広がり始めたら、株ごと除去するしか手立てはありません。
植えた株数が少ない時は、株ごと抜き取るわけにはいきません。被害が広がる前に治療薬を利用して蔓延を防ぐことが大切です。
生育初期や収穫前なら決められた量と決められた回数を守って治療薬を使用すれば人体への影響も少なく済みます。
カリグリーン
食品や医薬品にも使用されている主成分は炭酸水素カリウムの治療薬。人体に対して安全性の高いので収穫前日まで利用が可能です。
発生初期は高い効果を発揮しますが、病気の後半になると効果が出にくいので早めに散布しましょう。
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