パプリカは高温性の野菜なので、苗は大きく育て気温が十分に上がってから畑に植え付けるのが上手に育てるコツ。苗を購入する時は1番花が咲いている苗を購入しましょう。
パプリカは日当たりの良い暖かい場所で育て、株元の枝葉が込み合ってきたら無駄な葉を摘葉して、株元の風通しと株全体の日当たりを良くしてあげましょう。
生育期間中に肥料切れを起こさないように元肥をしっかりと与え収穫が始まったら追肥をしましょう。
パプリカには連作障害があります。ウリ科やナス科を育てた後の畑に続けて植えないように注意しましょう。連作すると病気が発生やすくなります。
パプリカに発生しやすい病気はモザイク病と黄化エソ病。モザイク病の対策法ですが、モザイク病はアブラムシが菌を運ぶためアブラムシ類の飛来を防止する事です。
また、疫病の発生を防ぐは連作を避け、多湿に注意しましょう。敷き藁等で水やりや雨の跳ね返りに注意することで病気の発生を抑えることが出来ます。
パプリカ栽培でよく発生する害虫は、アブラムシ類とハダニです。特にアブラムシ類はモザイク病のウイルスを伝染する上、感染すると新葉や果実にモザイク症状が生じて極端に生育が衰えるので注意が必要です。
害虫の対策ですが、定植時に粒剤を施したり、発生初期に薬剤を散布してアブラムシ類を駆除しましょう。薬剤を使う事に抵抗がある方はシルバーマルチやシルバーテープなどを設置して飛来を防ぐのも有効です。
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