シカクマメは短日性の植物なので苗の植え付けが遅れると日に当たり過ぎてしまって着果率が悪くなります。苗を植え付ける時期には注意しましょう。
食べた時に実が固いと感じた時は与える水分量が少ない証拠です。特に花が咲く夏場以降は水切れを起こさないように用土の表面が乾いた時に十分に水やりを行うことが柔らかい美味しいシカクマメを育てるコツです。
シカクマメをはじめ豆類は根を深く張らせることが実成りを良くするコツです。植え付ける前にしっかりと畑を耕してふかふかの用土に仕上げてやりましょう。粘土質の固い土壌だと根が深く張れないので草丈が大きくなりません。
シカクマメを栽培する時に発生しやすい害虫は、アブラムシ類、ハダニ類、ハモグリバエ類、フキノメイガです。アブラムシ類、ハダニ類、ハモグリバエ類はそれぞれ薬剤で防除出来ます。害虫を見つけたら早期対策を行いましょう。
シカクマメは梅雨時期に病気が集中して発生します。掛かりやすい病気は「炭疽病」や「菌核病」などです。これらの病気は株間をしっかり確保する、採光を良くして株元の通気性(風通し)を高めてやることで予防することが出来ます。
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