姫路市立水族館は施設の老朽化の進行のため利用客の安全に万全を期すことが難しいことを理由にリニューアルされ再オープンしました。
姫路市立水族館は全国でもあまり例のない「山の上にある水族館」で、館内は新館、本館、屋上ビオトープの3つの施設にわかれています。
各施設の間は連絡通路でつながっていて自由に行き来が出来るようになっています。当日限って再入場が可能です。再入場の際は、チケットの半券を提示するだけでOK。
オオサンショウウオや水生昆虫など、私たちの身近な地域に生息している水生生物の展示、生態の研究もされている市民的で親しみやすい水族館です。
姫路市立水族館で有名な展示生物のひとつはウミガメ。飼育されたウミガメの種類は日本一です。 なかでも国の天然記念物に指定されているアカウミガメが見られるのは実は姫路市立水族館だけ。
姫路市立水族館はウミガメをはじめとして多種類のカメを飼育している一風変わった水族館です。姫路市立水族館にはナント37種類もの世界中のカメが飼育されています。
新館では播磨地方の内陸の生き物(淡水魚など)を中心に展示、本館では播磨地方の海の生き物(海水魚など)を中心に展示しています。おすすめは播磨灘水槽。
この水槽はとても大きな水槽で飼育されているイワシの群泳を見ることができます。
今ではあまり珍しくはなくなってしまったのですが、出来た当時はタッチングプールは直接手で触れることができるとあって画期的で大人気だったそうです。
実は日本で初めてタッチングプールを公開した水族館は姫路市立水族館というのはご存知でしょうか。このタッチングプールも今回のリニューアルで一新されました。
ヒトデ・ナマコ・カニなど磯などに生息する生き物たちを、直接手で触って観察することができるタッチングプール、小さなお子様をお持ちの方はぜひ体験させてみてはいかがでしょう?
本館の屋上には、子どもたちが魚と遊べるじゃぶじゃぶ小川があり夏になると水遊びをする子供たちに大人気のスポット。じゃぶじゃぶ池のとなりには播磨地方の自然の池を再現したビオトープがあります。
館内にはレストランやカフェなど食事をとるお店はありませんが、館内にはテーブルとイスが用意されていて、このじゃぶじゃぶ池とビオトープ付近でもお弁当を食べることが出来るようになっています。
姫路市立水族館は手柄山中央公園内にあり、近くには手柄山遊園、温室植物園や平和資料館など、水族館以外にも見どころや遊び場がたくさんあるので、休日の遊び場にはぴったりですね。
イベントによっては、事前に予約が必要な場合があります。料金や時間など内容が変更されている場合がありますのでより正確な情報は直接お問い合わせください。
姫路市立水族館の営業時間やアクセス・駐車場など |
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所在地 | 兵庫県姫路市西延末440(手柄山公園内)(地図) |
電話 | 079-297-0321 |
アクセス | 山陽電鉄手柄駅より徒歩10分 |
料金 | 大人500円 5歳〜中学生200円 |
営業時間 | 9:00〜17:00 |
定休日 | 毎週火曜日・年末年始 |
駐車料金 | 1回200円(500台駐車可能) |
公式HP | 姫路市立水族館 |